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『日本歯技』2017年10月号巻頭言




厚生労働省 平成29年度歯科補てつ物製作過程等の情報提供推進事業

 厚生労働省は本年度、「義歯などの歯科補てつ物等については、外部の歯科技工所に製作を委託された場合、患者自身が、どこの歯科技工所で、誰が製作したか等の情報を把握することができない」との認識に立ち、「歯科補てつ物等の製作過程等に関する情報(委託先、製作者、製作過程等)を積極的に提供する事業を実施する」として、その実施団体を公募した。日本歯科技工士会は、本会の目的に合致すると考え、これに応募し実施団体となった。
 事業内容は、歯科補てつ物等の製作過程等に関する情報提供(委託先、製作者、製作過程のポスター掲示)の必要性及び歯科技工に関する法令について、歯科医師及び歯科技工士を対象とした研修会を2地区以上で開催し、さらに地域歯科医師会等と協力した情報提供事業の実施である。本会は、今後の事業継続と全国展開を視野に、実施に向け担当地域組織等とともに細部を調整している。
 厚生労働省公募事業への応募にあたっては、国の入札制度と同様の手続きに則り本会の運営内容と企画提案内容が審査対象となった。
 研修会の開催地は、東京都、静岡県、広島県を予定している。歯科医院内への本事業のポスター掲示、歯科補てつ物等の製作過程等に関するリーフレットの配布、患者を対象としたアンケートの実施地域は、静岡県、広島県を予定している。
 厚生労働省が、歯科補てつ物等の製作過程、特に外部の歯科技工所に製作を委託された場合という委託局面に着目し、その情報を患者に積極的に提供する事業を立案し、その実施団体を歯科技工士のナショナルセンターである日本歯科技工士会とした意義は、極めて大きい。
 今後は、この蒔かれた種を会員の皆様と知恵を出し合い、さまざまな方法を工夫し、継続して育てていきたい。
 
 

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