第4回 中津市職人フェスティバルに参加

2012-08-05

「歯科技工士さんって、何をしているの?」
「入れ歯や銀歯は、歯医者さんが作っているんじゃないの??」

それは、大半の子供たちの声です。歯科技工士の我々にとっては、とっても淋しい声ですね。でも、それが現実なのです。

私は、歯科技工士って、学術的エビデンスを持った歯科医療技術の「職人さん」だと思うのですが・・・、


世間が認知している「職人さん」って・・・???

大工さんやコックさん・・・和傘屋さん、竹工芸の竹職人などなど・・・

職人の皆さんは、仕事に誇りを持って頑張っている人たちばかりです。

我々、歯科技工士も、入れ歯作りの職人さん、銀歯作りの職人さん、セラミックの歯を作る職人さん・・・どの職人にも負けない誇りを持った「歯科医療技術での国家資格(国の認めた)の職人」さんだと確信しています。


平成24年8月5日(日)、中津市のダイハツ九州アリーナで「第4回職人フェスティバル」(主催:ステージ中津491)が開催されました。
今年も、「歯科技工士」ブースを設置して、職人のひとつとして今年も参加しました。

対象は、中津市内の小学生で、職人の仕事体験型イベントです。
多くの職人たちが大集合しての人気のイベントになりました。



大分県歯科技術専門学校と別府市歯科技工士会とで、第一回から参加してきました。
歯科技工士の説明、歯科技工のデモなど行いながら、手型模型、キャラクター石膏模型、トトロのアロマキャンドルなどの楽しい内容で歯科技工士の仕事体験を行ってきました。

今回のテーマは、「親子で作ろうキャラクターストラップ」


歯科技工士の仕事を知ってもらう企画として、テック製作の方法で、歯科用レジンを使って、キャラクターのフィギュア模型を作ってもらい、それにペイントしてもらって、手作りのキャラクターのストラップを作ってもらいました。



今回特に人気だったようで、事前予約で定員10名にすぐになったようです。

小学生の低学年では多少難しいところもありましたので、親子参加として募集しました。
細かなペイント作業では、お父さんやお母さんが手助け・・・
ところがお父さんの方がハマってしまいお父さんの作品になったお子さんもいたようで・・・(笑)



それでも、完成したストラップを子供たちは、満足げに持って帰ってくれて、我々としてはうれしい限りでした。

歯科技工士に大変興味を示されたお母さんもいましたので、お子さんに歯科技工士を将来勧めてくれるかも知れませんね。

その節は、ぜひ、大分県歯科技術専門学校にご入学を!!




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