歯科技工士生涯研修(基本研修課程)のご案内

2012-09-03

◆主催:日本歯科技工士会
◆日時:平成24年10月28日(日) 
        午前9:30~12:30 (受付9:00~)
◆会場:コンパルホール 3F 302会議室
◆定員:50名
【講 師】 日本歯科技工士会会長 古橋 博美
【教養課程】 歯科技工所(士)の現状と将来~良質な歯科医療の確保のために~
【専門課程】 歯科技工所の構造設備基準と歯科補てつ物等作成における品質管理について
 〈講演抄録〉
 国民の健康に対する意識が高まるとともに、歯科医療においても質の向上や安全性を確保する観点から、歯科補てつ物等の質的担保を図りながら効率的な提供体制の構築が求められています。 
 厚生労働省より2005年(平成17年)には「歯科技工所の構造設備基準」及び「歯科補てつ物等の品質管理指針」の通知が、また昨年6月には「歯科医療における補てつ物等のトレーサビリティに関する指針」の通知が発せられています。良質な歯科補てつ物を作製する上で歯科技工所(士)として必要な対応や歯科技工所におけるトレーサビリティを補強するために必要な事項についてお話いたします。
 また、公益法人日本歯科技工士会では、診療報酬改定時に製作技術関連項目の適正な評価を求める為の活動を展開し、診療報酬改定内容に反映されるよう努めています。本年4月1日に実施された診療報酬改定の内容について説明するとともに、診療報酬の仕組みや構造も理解していただき、今後どう円滑に活かしていくかについてお話いたします。
 高齢社会を迎え、重要性を増す歯科技工のこれからの担い手である若年層の減少が顕存化しています。歯科技工士資格試験の統一化等の歯科技工の問題点を明確化して、将来における歯科技工士のあり方について指示することが必要です。歯科技工士が国民健康向上のための積極的な取り組みができるよう、歯科技工士の現状と将来展望について、日本歯科技工士会の担う重要な役割、これからの方向性にも触れながら、皆さんとともに意識を共有したいと思います。

◆ 参加費 会 員 ¥1,000   非会員 ¥2,000    学生 無料
参加希望者は10月22日までに、生涯研修実行委員(県技学術担当:山縣)までご連絡おねがいします。
■お申込みは電話またはFAXにて TEL/FAX 0977-25-5983
※大分県歯科技工士会会員の方は、支部ごとにまとめてお願いします。

※詳細はこちらから

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