令和2年度秋の叙勲 伝達式
2020-12-09
令和2年度秋の叙勲の伝達式が令和2年12月1日(火)、県庁本館3階 特別応接室において、執り行われました。
本会元会長 後藤久幸氏が「旭日双光章」を受章され、大分県の広瀬知事より手渡されました。
叙勲の受章者における拝謁については、新型コロナウイルスの感染を受けた感染防止の徹底が図れないことから実施しないこととなり、県庁での伝達式という形となりました。
Japan Dental Technologists Association
令和2年度秋の叙勲の伝達式が令和2年12月1日(火)、県庁本館3階 特別応接室において、執り行われました。
本会元会長 後藤久幸氏が「旭日双光章」を受章され、大分県の広瀬知事より手渡されました。
叙勲の受章者における拝謁については、新型コロナウイルスの感染を受けた感染防止の徹底が図れないことから実施しないこととなり、県庁での伝達式という形となりました。
本日、本会の元会長 後藤久幸氏が、秋の叙勲において「旭日双光章」を受章されました。
長年の地域歯科医療と保健向上に貢献した功績が評価されての受章であります。
各報道機関より大きく取り上げられています。
受章おめでとうございます🎉
※掲載写真は西日本新聞より
4月19日にホルトホール大分にて開催を予定していました生涯研修は、新型コロナウィルスの感染予防のため、開催を中止させていただきます。
参加申し込みをすでにいただくなど楽しみにされていた皆さまには深くお詫び申し上げます。
大変な状況が続いておりますが、皆様どうぞご自愛くださいませ。
別府支部において新年会が1月4日(土)に別府市歯科医師会の西林会長をお迎えして開催されました。
参加人数的には淋しかったですが、新年早々楽しいひとときを過ごせました。
皆様方にとってより良き年でありますよう祈念致します。
11月3日(日・祝)に、レンブラントホテル大分に於いて、本会副会長の石川洋二氏が、大分県功労者表彰(県知事表彰)を受賞されました。心からお祝いを申し上げます。
氏は長年にわたり副会長、常務などの理事を歴任、組織の強化に手腕を発揮され、組織に実り多い成果をあげ数々の業績を残していることが高く評価され、今回の受賞となりました。
石川洋二副会長の受賞を心からお祝いするとともに、本会は医療の発展に貢献し、高度な技術をもって、多くの患者様のお役に立てるよう、より一層の努力を続けて参ります。
受賞メッセージ
この度の大分県功労者表彰(県知事表彰)の名誉にあずかりましたのも会員の皆様方のご協力の賜物と存じ、深く感謝いたします。
これを機にこれまで以上に大分県歯科技工士会の繁栄に励んでまいる所存でありますので、今後とも更なるご協力を賜りますようお願い申し上げます。
石川 洋二
自由研修課程
開催日: 令和元年12月1日(日)
会場: iichiko総合文化センター
テーマ:
Part1「歯科における明度って何だ!」
Part2「明度を意識したセラミックスクラウンの製作法」
講師:
小田中康裕先生 (oral design 彩雲 代表)
Part1では、臨床においての明度の考え方、明度のコントロールの仕方について、Part2では、エマージェンスプロファイルにおけるSシェーププロファイルの実践からの、歯肉に形態が与える調和と色調が与える2重の調和の考えと製作法について、詳細に説明していただきました。
会員をはじめ非会員また歯科医師など、会場一杯となる約60名の参加の中、盛大に開催されました。
【福祉大会開催】
令和元年11月24日に竹田市総合文化ホールグランツたけた体育館にて福祉大会が開催されました。
会員とご家族合わせて27名の参加者があり、ビンゴゲームとピンポン大会が行われました。
ビンゴゲームでは、佐伯支部の肥川さん(学術理事)がビンゴ1番のりを果たし、その後次々にビンゴ達成者が景品を獲得しました。
ピンポン大会は久しぶりにラケットを持ったという人が多かったのですが、段々慣れると楽しく盛り上がったゲームとなりました。
決勝は佐伯支部の清家さんと大分支部の北村さんとの試合になり、このゲームはピンポンから卓球ではないかと思われる熱戦で、佐伯支部の清家さんが見事優勝を飾りました。
今回の福祉大会では、準備から当日の運営まで厚生理事の鳥羽さんがご家族3代で本当によくやってくれました。
来年は日田・玖珠支部が担当となりますのでよろしくお願いいたします。
9月7日、令和元年度 第2回理事会が、大分市西部公民館にて開催されました。
報告ならびに審議内容
各理事より下記の報告がありました。
1.福祉大会ならびに懇親会の案内について(厚生)
2.生涯研修ならびに一般向けセミナーの案内について(学術)
3.県技会報の配布について(広報)
4.日本歯科技工学会入会案内リーフレットの配布について
5.熊本県技 生涯研修案内について
令和元年6月30日(日)、大分市のホルトホール大分に於いて「生涯研修会(基本・自由課程)」が会員、非会員、歯科医師、学生の約50名の参加により開催されました。
肥川憲一郎県技学術理事の進行のもと、基本研修の教養課程と専門課程ならびに自由研修が行われました。
基本研修教養課程
「歯科技工の展望」
日技生涯研修認定講師 佐藤幸司先生
これからの歯科技工士は、歯科医療人としての専門性を、歯科技工を通じて広い視野で社会に貢献できる歯科技工士が求められていると思われます。歯科技工の原点は、失われた口腔機能器の回復技工にあると考えています。
デジタル時代の歯科技工に何を求めるかと言われれば、仕事の合理化や精密度あるいは品質管理を考えるが、歯科技工士が医療人として職業観を考えるときヒューマンなテクノロジーが重要であります。つまり、歯科医療従事者として歯科医療に貢献するために『社会的な役割分担』『個性の発揮』『生活の質』といった職業人の三要素が大切であります。新時代における歯科技工士として充実した日常を送る為に皆様と共に考察してみたいと思います。
また、グローバル化時代の歯科技工界について、海外の歯科技工動向と現状についても包括的に考察したいと考えています。
基本研修専門課程
「義歯製作の基本」
日技生涯研修認定講師 佐藤幸司先生
義歯製作においても歯科技工を行う上で補綴装置の咬合と審美は、欠かすことの出来ない分野であろう。臨床技工で大切なことは、正確な口腔内情報により明確な制作技工を行う素材を適切に分析および解析し、それを効率よく実践する事だとされています。
それには、担当歯科医師との十分なコミユニケーシヨンが基本で、患者の主訴をよく理解し顔貌の表情や姿勢等の観察も重要であります。義歯を製作するうえで、トータルサポートとなる顎口腔系から全身に生理学的調和する機能審美補綴でなければならないとされています。近年の臨床技工も細分化され多様化し、デ タル技工等と複雑化して来ています。 各専門に分科していくのは、それなりに進歩して歯科医学の発展のためにも納得のゆく事ではあるが、多すぎるほどの高度な情報があらゆる分野で得られるため、ペースとなる基本が大切であると思っています。
今回の基本研修では、総義歯製作で重要な基礎について整理し再確認をして見たいと考えています。
時間の許す限り皆様と共に実りあるセミナーになれば幸いです。
自由研修課程
1. 「治療用義歯を用いた総義歯製作」
日技生涯研修認定講師 原田 庸人先生
一個性的な人工歯排列法(八イドロキャストプログラム) -
総義歯の役割は、咀嚼・ 発音・ 審美性の回復である。治療用義歯を用いた総義歯製作では、治療用義歯床の内面に粘膜調整剤(八イドロキャスト) を用いる。また治療用義歯を用いることで、歯肉粘膜や義歯床緑周囲の筋肉の動的印象の採得。審美的な確認、解剖学的および機能的な調和を図る。咬合の安定性の確認(顎位の決定) などを行う。
今回は個性的な人工歯排列法をテーマに、Dr.Poundによる前歯部の人工歯排列法をもとに年齢、性別など考慮し、個々の患者様に調和するような顔貌の回復について説明する。
2.「有床義歯の咬合と人工歯排列の客観的なガイドライン」
日技生涯研修認定講師 佐藤幸司先生
超高齢社会を迎え高齢者歯科医療と共に在宅・訪問介護の歯科医療も増加傾向になって来ているようである。歯科医療ニーズの動向によると、在宅歯科医療の摂食嚥下といった高齢者歯科医療の充実が求められ、義歯の質的需要が高度化して来ています。また、歯 科医療現場も高度に発達した歯科医療技術の進歩により、歯が喪失した無歯顎者の疾病構造も著しく変化してきていると思われます。義歯製作もより簡便で、客観的な根拠から効率的な"二義的人工蔵器義歯"の製作システムとなる供給体制が求められています。
義歯の咬合セミナー では、無歯顎臨床で最も重要な要素である印象採得・ 咬合採得から得られた模型を分析し正確に咬合器装着を行い、客観的な人工歯排列と咬合について発表する予定です。
無歯顎補綴の仮想咬合平面の設定基準は、歯冠修復・ インプラント補綴にも役に立つ咬合平面のガイドラインについても考察したいと考えています。
症例を担当する歯科医師の診査診断による治療計画を基に、歯科技工士・歯科衛生士も共有し、各ステップを慎重に進めなければならないと思います。 印象体を大別すると、概形印象体と機能印象体に分類され模型上に表現された組織を十分に熟知し臨床模型の分析及び解析が重要であります。
そこで 仮想咬合位(Virtual Intercuspal Position) と仮想咬合平面(Tentative Occlusal Plane) の考察とガイドラインが重要であります。
解剖学・発生学・生理学から異なる臨床症例に対する咬合平面の設定と咬合彎曲の与え方について生理学的、力学的に考慮した適切な部位に人工歯排列を行い、筋組織と口腔内に調和した咬合と咬合様式を付与することが重要であります。 最後に有床義歯の展望とデジタルデンチヤーについて考察し、時間の許す限り聴講して戴いた皆様と共に有意義な講演会になれば幸いです。
原田庸人先生 ご略歴
1957 年 歯科技工士免許取得 (特例第4 5 号)
1971 年 保母須弥也先生が主催するDr.Poundのセミナーに参加
1971 年~1986年 8 回にわたってDr.Poundのもとを訪れ研修する
1986 年 横田歯科医院退職
1987 年 Hydro-Cast(ハイドロキャスト) 認定講師
1987 年 西日本歯科補綴研究所ハイドロキャストラボラトリー設立
2015 年 株式会社デンタルラボウイズ所属
佐藤幸司先生ご略歴
1976 年 大分県歯科技術専門学校卒業
納富哲夫先生に師事 (東京都) 戸井歯科診療所勤務 (別府市)
安部歯科医院勤務 (名古屋市)
1985 年 佐藤補綴研究室開設(名古屋市開業)
1985 年 (公社) 日本歯科技工士会 生涯研修認定講師
1988 年 イエテボリ大学にてブローネマルクインプラントコース受講
1990 年 名古屋市立大学医学部研究員: 第一解剖学教室入局(2006年まで)
2002 年 イボクラールビバデントB P S公認国際インストラクター
1980 年 東海歯科医療専門学校専攻科非常勤講師
2003 年 明倫短期大学生体技工専攻学科臨床教授
2009 年 名古屋歯科医療専門学校非常勤講師
2017 年 神奈川歯科大学大学院歯学研究科全身管理医歯学講座
顎咬合機能回復補綴医学分野非常勤講師
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